雌猫の掃き溜め

思ったことを素直に述べてる語彙力が乏しいオタクの思考メモ帳

六角公演の跡部様


六角公演で跡部様がバレエを踊り、鍛錬しているシーンがあるらしい。私としてはそういう跡部様も有りだと思う。

というか舞台上、そして客が劇場にいる間はキャストはあくまでキャラ。キャストではない。その場にいるのはキャラクター。だから舞台の跡部様は実際には三浦宏規だけれども三浦くんではない、跡部様なのだ。

だが中には三浦宏規を観に来ているのではないといった厳しい意見もある。

個人的な意見だがそれは解釈違いが生じた結果からの意見なのではないか?と考える。

解釈違いは我々オタクにとって一番の地雷源であるから仕方が無い部分もある。

確かに原作跡部景吾は社交ダンスは嗜んでいてもバレエを嗜んでいるシーンや言動、許斐先生の発言含めても一切無い。

だが逆に跡部景吾という男がバレエを習得しようと思えば習得出来ない存在ではないと考えられる。(跡部様に対する過度な期待かもしれないが)

そして3rd season跡部景吾役を任された三浦くんのバレエスキルは全国レベル。

そりゃあ活かさないと、魅せないと勿体ない。私が演出でもちょっと踊ってよってなる。

現に上島先生も三浦くんのバレエをみてこれまでは違う跡部景吾像が思い浮かび、新たな跡部景吾に挑戦した。その結果氷帝公演では反響を呼んだ。

その氷帝公演では校歌の合間に少しバレエを披露していた。それは跡部様の優雅な部分を表現するのには充分すぎる舞いだった。

レポを読んだ感じだと六角公演ではもろバレエをして、なんならバレエのレッスン室をイメージされているらしい。

確かにそんなシーンは原作には無いし、そこまで前面に出されると批判的になる人がいるのも仕方ない。

けど私は新たな跡部景吾として捉える。

私としては跡部様には様々な可能性を広げていきたいキャラクターの1人だから。

己の狭い解釈で様々な跡部景吾を殺してしまうのは如何なものか。だからいかなる跡部景吾を受け入れるつもりで構えている。

パラレルワールドのように様々な跡部景吾が存在するのは有りだし、そして様々な跡部景吾が見れるのなら私は大歓迎だ。跡部景吾は無限の可能性を秘めている。私の解釈ではそう思う。

六角公演を生で観てどう思うかは未来の私に任せるとして、現段階ではバレエしている跡部様は有り。

跡部様の気品溢れる佇まい、優雅さを表す手段としてはむしろもってこいだと思われる。

原作そのまま再現したのでは面白くないし、やはりミュージカルというからには歌や踊りを積極的に取り入れていきたいところ。

1st2nd跡部様はあまり動かずセンターで堂々としている印象が強かったが、3rdでは跡部様がセンターで激しく踊り、氷帝レギュラーがその踊りを魅せるように取り囲み歌い、踊る。

それが今回の3rdの三浦くんの跡部様の魅力であると私は考える。

以上六角公演観る前の感想と跡部様が本格的にバレエいやー!という意見に対する、こういう考え方したらどう?という提案。


以下観た後

結論から言うと、跡部様のバレエシーンは文句無し流石三浦くん。解釈違いという意見も多々あるがそれを覆す出来でまさにマスターピース。(語彙力0)

また観たあとの詳しい感想、思考は後日